字をきれいに見せる書き方のコツとは? |
資格試験の場合、限られた時間内に考え、答えの道筋をたて、解答を導き出し、書くという 一連の作業を行わなければなりません。 いってみれば、時間に余裕がない中で試験官(採点者)が読みやすい字を書くことが大切です。 ミミズのはったような字、文字同士が重なり合うような大きな字、極端に小さい字、略字だらけの 字などは試験官(採点者)も読むのをやめてしまうかもしれません。(私談ですが) 極限の状態の中でいかに字をきれいに見せるか自分なりの解決方法を見つけてください。 <次の文章を15秒で書いてください。> 注意点はターゲット顧客を明確にした上で、他社との差別化を図る。 一人一人の課題は異なってきますが、次の10の事柄に気をつけて字を書けばそれなりに 読みやすい字が書くことが出るはずです。 自分の気をつけない点「3つ」見つけ、気をかけながら今後、問題にチャレンジしてください。 普段から気をつけることで、必ず克服できるはずです。 せっかくの、いい解答を読んでもらえないのでは意味がありません。 @ 字は右肩上がりにする。 A 全体的に見て、大きい小さいなど字のサイズがばらばらにならないようにする。 B ひらがなの略字はある程度OKだが、漢字の略字はご法度 C 濁点、句読点など字にプラスされる記号はきっちり書く D 漢字の場合、止めるところは止め、ハネルところはハネル E 「ま」、「す」など丸い部分を大きくしすぎない F 字の大きい人はマス目いっぱいには字を書かずに、余裕を持たせる G 字の小さい人は意識して大きく書くようにする H 筆圧の無い人は濃い鉛筆を使う(コピーして自分の字が移る程度にする) I 筆圧の強い人は薄い鉛筆を使う(手で紙にこすれる部分が黒くならない程度にする) ※ 1〜10と数字が大きくなるほうが優先順位が低くなると考えてください。 次の人の場合はどの点に気をつければいいでしょうか。考えて見ましょう。 【@の場合】 全体に字自体はきれいな書き方だと思います。ただ、かな文字がかすれて しまっているのが残念ですね。この人の場合1つだけ注意すれば十分です。 H 筆圧の無い人は濃い鉛筆を使う(コピーして自分の字が移る程度にする) 【Aの場合】 けしてきれいな字とはいえませんが、読みやすい字だと思いませんか? ただ、漢字がマス目に対して大きいのが残念です。この人の場合は次の2つを 注意すればさらに読みやすくなるはずです。 E 「ま」、「す」など丸い部分を大きくしすぎない F 字の大きい人はマス目いっぱいには字を書かずに、余裕を持たせる 【Bの場合】 全体に非常に筆圧が弱いようです。また、丸文字でマス目いっぱいに字が 書かれているので、みにくい気がします。この人の場合は @ 字は右肩上がりにする。 E 「ま」、「す」など丸い部分を大きくしすぎない H 筆圧の無い人は濃い鉛筆を使う(コピーして自分の字が移る程度にする) 参考になりましたか?字はその人をあらわすといいます。 皆さんも、自分の字を見直して、試験対策に役立ててください。 |